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株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社:福岡県福岡市西区、代表取締役社長 小橋泰成、以下「Braveridge」)は、同社の「ため池管理システム」や「冠水監視システム」、水位センサーなどの遠隔水位監視ソリューションが2024年3月時点で、日本全国16都道府県47市町村174ヵ所に設置されたことを2024年4月4日発表しました。

「ため池管理システム」のソーラーバッテリー一体型ルーター、Bluetooth®カメラ
「ため池管理システム」のソーラーバッテリー一体型ルーター、Bluetooth®カメラ

頻発する豪雨災害、急務となる防災・遠隔監視体制の整備

近年頻発する豪雨災害などにより、各自治体では防災の観点からため池や小河川、用水路などの遠隔監視体制の整備に取り組んでいます。
Braveridgeではこうした社会的な要請に応えるため、2020年に「ため池管理システム」、2022年には「冠水監視システム」を製品化し、さらに自社以外の防災ソリューションにも水位センサー単品で提供するなど、幅広く遠隔水位監視ソリューションを提供してまいりました。
2024年3月時点で、これらの製品群が、16都道府県47市町村174ヵ所に設置済み。
鳥取県では43ヵ所、大分県で45ヵ所など、県単位での導入も進んでいます。

さまざまな場所に設置されたBraveridgeの遠隔水位監視ソリューション
さまざまな場所に設置されたBraveridgeの遠隔水位監視ソリューション

Braveridgeの遠隔水位監視ソリューションの特長

●リアルタイムな水位や冠水時および冠水後の水位変動などをリモート監視

ため池や貯水槽などの水位変動や、用水路や道路のアンダーパスなど豪雨時の監視が必要となる場所での冠水検知と水位変動を計測するなど、用途に応じたさまざまな水位監視が可能です。

水位変動の監視にも、冠水の検知にも
水位変動の監視にも、冠水の検知にも

●外部電源や配線工事が不要な設置性に優れたセンサー機器

Braveridgeのセンサー機器は、低消費電力の無線通信技術を活用し電池駆動での製品化を実現しており、外部電源の新設や配線の引き回しが不要で設置性が高い、という大きな特長があります。機器コストだけでなく、現地での設置工事なども含めたトータルコストがリーズナブルで、より多くの場所へ設置する上で高く評価されています。

外部電源の新設・配線の引き回しが不要
外部電源の新設・配線の引き回しが不要

●センサーのみの利用でもシステムとの連携がかんたん

Braveridgeのセンサー機器は通信回線もセットで提供、WebAPIで制御しWebhookでデータを取得できるため、既存システムやお客さま独自のプラットフォームでの利用もかんたんです。

他社防災ソリューションでもかんたんに利用可能
他社防災ソリューションでもかんたんに利用可能

●計測したい場所や現地の天候状況などに応じて、水位計測の頻度を遠隔で変更可能

●用途に応じたバッテリー容量の選択やカメラの追加などの拡張が可能

設置場所や使い方、水位計測の頻度に応じた拡張バッテリーの選択、画像で現場状況の確認を行えるようオプションのカメラユニットを追加するなど、各機器の電源ユニットの変更・追加や機能追加などのカスタマイズをかんたんに行うことができます。

電源ユニットの変更やカメラユニットの追加が可能
電源ユニットの変更やカメラユニットの追加が可能

▼「ため池管理システム」マップ画面

管理画面上のマップ
管理画面上のマップ

▼「ため池管理システム」監視カメラ画像

現地カメラ画像も管理画面から確認可能
現地カメラ画像も管理画面から確認可能

▼「ため池管理システム」水位グラフ

管理画面で水位の変動もグラフで確認
管理画面で水位の変動もグラフで確認

プレスリリース

プレスリリース(PDF)