ソフトウェア設計 Y氏

工場がどれだけ生産しやすいかを考えながら開発できるのが僕らの強み。

BLEのことを「めっちゃ面白いんだよー!」ってすごく楽しそうに話す姿にビビッときました

この業界に入ったきっかけを教えてください。

学生時代は数学科なんです。なのでこの業界とは全く無縁のところにいたんですけど、プログラミングの授業があって、調べてみたらゲームを作れるのが面白くて。友達と一緒にゲーム作ったりとかやっているうちにプログラムを使った仕事がしたいと思うようになりました。

その方向で就職活動を始めて、何社か話を伺わせていただいてるときは面白い話ばかりというわけでもなく、どうしようかなぁ……と悩んでいたときに、「Braveridgeに話を聞きに来てみませんか」と声をかけていただいて、副社長の小橋の話を聞いて「超面白そう!すぐにでもお願いします!」と。

最初はスマートフォンとかのアプリ開発会社に入れればいいなと思っていたんですけど、ハードの方に来ちゃって。小橋によく「騙されたね」って言われます (笑)。

小橋さんにはどんな風に騙されたんですか?(笑)

未来の展望というか、「これからこんなことやるぜ」という話ですね。特にBLE (Bluetooth Low Energy) についての話をしてもらって。自分でもBLEは少し前から知っていて、最先端だしそういうことやれたらすごっく面白そうだなと思いましたね。

最先端の技術や、その技術を活用する仕事に興味がでたんですね?

BLEのことをすごく楽しそうに話す小橋にビビッときたという感じです (笑)。それまでは、感情込めて「めっちゃ面白いんだよー!」みたいな感じで話してくれる方はなかなかいなかったので、インパクトが強くて。それで「あ、この会社だ!」と騙されたのかもしれません (笑)。

別工程のメンバーと話しながら、案件の最初から出荷まで関われるっていうところがおもしろい

実際入ってみてどうでした?

騙されてよかったです (笑) 1年目からガンガン前面に立たせてもらったり、重要な案件だった「雰囲気メガネ」の開発を任せてもらったり。上司の宮本とあーでもないこーでもないって言いながら試行錯誤しながらですごく楽しかったですね。

1年目としてはなかなかない経験なんでしょうね。

そうですね、あまりないと思います。 アプリ会社に入った友人たちの中では、ずっと同じデバッグをひたすらやるような作業しかやらせてもらえないって話がけっこう多かったので。前に出してもらったので……ありがたいなと感じています。

そこから数年経った現在、Braveridgeでの仕事のどこに魅力を感じていますか?

最初の頃は (自分の担当範囲の) ソフトのことばっかりを考えていたんですけど、最近は製造のことまでを考えるようになって、そういう広がりがおもしろいなと思います。

普通の開発会社だと作るだけになりがちだっていう話を聞いたんですけど、弊社だと「製造をどうやったらいいのか」「どうやったら作りやすくなるのか」っていう部分まで別工程のメンバーと話しながら進めていくので、やっぱり案件の最初から出荷まで関われるっていうところがおもしろいのかなと思います。

一方で難しさみたいなものはありますか?苦労しているのはどういうところでしょうか?

ぶっちゃけて言うとスケジュールです (笑)。 作業期間が短くなりがちです。依頼が自分のところに来たと思ったら「はい、二日でつくって!」なんていうことがありますね (笑)。

機構 (設計) や電気 (回路) はモノの開発なのでどうしても時間がかかるものなんですよね。ただソフトの開発はデータなので、(締め切りが) 近々になったときに最後ソフトが頑張るというのはよくあります。

ただ、ほかの人たちも工程全部を通して見てる人たちなので、やり取りに関しては苦労するっていうことはないです。近い場所にいるので、「これどうしたらいいですか?」って聞いたら「こうしたらいいんじゃないの?」とすぐ答えてくれて、そういった良さっていうのはあるのかな、と。

海外の展示会でちゃんとデモができた、とお客さんから聞いた時は本当に嬉しかったです

騙されて良かったですね (笑)

そうですね。最初は今後アプリも作っていくので 「ハードだけではない」 と言われてたんですけど、今はどっちかというとアプリをやるよりハードやっていた方が楽しいなと (笑)。 一応アプリも作ってるんですけど。

やっぱり動かした時に物が動いたり光ったりとか、ボタン押したらアプリが操作できたりとか、そういうちゃんと物が動くのがすごくおもしろいなと思います。

これまでの印象的だったエピソードを教えてください。

やっぱり「雰囲気メガネ」が一番ですね。 ANCS (Apple Notification Center Service) っていうappleの規格があるんですけど、例えば「iPhoneでのメール受信の通知を、BLEで繋がった他のデバイスでも受けて何らかの反応を起こす」といったことをするための規格がちょうど出たばっかりだったんですね。 そのANCSに対応したデバイスを動かしているところはまだほとんどなくて、世界でも1~2社あるかないかくらいだったんですけど、開発することになり、なんとか仕上げて、バルセロナで行われた展示会に出展しました。

不安だったんですが、展示会では無事動かすことができました。しかも展示会で発表されたデバイスのなかで、まともに動いたのはBraveridgeが作ったものくらいだったらしく、お客さんから聞いた時は本当に嬉しかったです。「うちはちゃんとデモができた」と言ってもらえました。

あと動かなかった時のために、ボタンを押すとLEDが光るだけのものも用意してお客さんに持っていってもらったんですが、そっちは使わなくても大丈夫だったということで、それも嬉しかったですね (笑)。

工場がどれだけ生産しやすいかを考えながら開発できるのが僕らの強み

将来の夢やこれからについての考えを教えてください。

今自分の上司がやっているような仕事をまずは自分が全部引き受けて、上司を一つ上にあげたいなと思いますし、その上で、プログラムだけじゃなくて全体を見れてマネージメントできるようになりたいなと思いますね。

僕の上司は管理もできて自分もソースコード書けてなんでもできるような感じなんですけど、まだ自分は他工程のことなどを理解できておらずそこまでいけていないので。自分で引っ張れるようになれたらいいなと。 ソフトっていう立場にいるんですけど、回路図を見て「ここどうなってるの?」とか「ここちょっとおかしいと思うんだけど」っていうような意見を他の部署に指摘してあげたりとか、自分の上司はそこまで関わろうとします。やっぱりそこまで行かないとダメだなと思いますね。

あとは製造しやすくするにはどうしたらいいか?っていうところも含まれています。

プログラムも製造のしやすさと関係があるんですか?

基板検査などの際にどうしたら検査しやすいか?ということを考えます。例えば、工場でひとつ検査するのに1分2分で終わるものが10分かかってしまうと全然生産が伸びないので、どうしたら効率的で、かつ簡単にいけるかっていうことを考えます。

やっぱり人の手がかかる時間が長くなると人件費がかさばるじゃないですか。お金もかかるし、生産も伸びなかったら戻ってくるお金が少なくなったり。そこを効率化してあげると会社としてはハッピーだよねっていう。 そういう点も含めて考えてあげるのが僕らの仕事じゃないかなーと。

そのような考えや会話は、会社の中でもよくされるのですか?

します。というか、僕らの中では工場がどれだけ楽になるか?ということがあります。小橋は会話の中で、「開発して終わり、というのは開発会社がやること。工場がどれだけ生産しやすいかを考えながら開発できるのが僕らの強みだよね」ということをよく言います。

具体的な指示のある検査依頼をいただく場合があるんですけど、ひとつひとつすごく時間かかることがあります。そこをどれだけ短くできるか、例えばポチッとボタンを押すだけで全部検査ができますよ、というのが一番いい状態です。なるべくそこに向かおうと思ってますし、少しずつできるようになってきたなと思っています。

このようなことを小橋が常日頃から言うので、僕らもやっぱりそこを考えるようになりますし、確かにそうだなと思いますね。会社としてハッピーになるというのがわかるので。もちろんユーザーが一番使いやすいようにという設計をしますし、それがまず最初に考えるところですが、その上で、工場でどれだけ生産しやすくできるかを考えています。

案件を任せてもらい自分でも調べて新しい知識を身につける。やれることが増えていきます

最後に、これからBraveridgeを受けようという方へ向けて伝えたいことはありますでしょうか?

案件を任せてもらえるのですごくやりがいがあります。それと、自分でガンガン調べて新しい知識を身につけて、やれることも増えてというのを繰り返していける。その辺に魅力があると思いますね。

株式会社Braveridge 本社
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